県内に「オミクロン株」濃厚接触者4人滞在
愛媛県は11日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」感染者の濃厚接触者が県内に4人滞在していることを確認したと発表した。県内のオミクロン株関連の濃厚接触者の発表は初めて。4人はこれまでに2回の検査で陰性を確認しており、現時点で症状はなく、県内の宿泊施設への入所を調整している。
県によると、4人は海外から入国してオミクロン株の感染が確認された12人のうちの1人と同じ飛行機に搭乗していた。入国時と、国が指定する宿泊施設での滞在を終える入国3日後の検査でそれぞれ陰性を確認。愛媛に到着後は自宅などで自主待機していたが、同じ便で感染者が判明したことから、濃厚接触者として認定された。
国は現在、オミクロン株の感染者と同じ飛行機の全乗客を濃厚接触者とする方針で、県によると、4人は感染者の前後2列など近い座席ではないという。
Comments