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新型コロナ感染38人 9月に入り最多 新田青雲で生徒15人感染のクラスター 学校での感染拡大【愛媛】


愛媛県に適用している「まん延防止等重点措置」が解除されます。

しかし、9日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は38人と増加傾向に。

松山市では学校クラスターも確認されています。


9日午後5時から開かれた政府の会議。

愛媛県に出されていた「まん延防止等重点措置」が解除されることが正式に決まりました。


しかし、9日に発表された愛媛県内の新たな感染者数は38人。 これは3日連続の増加で9月に入って最多の感染者数です。


地域別では松山市が21人、新居浜市が8人、八幡浜市・宇和島市が3人などとなっていて、広がりを見せています。


気になるのが感染ルートです。

感染者38人のうち、学校での感染が13人、家庭での感染が8人と多くを占めていて、学校で感染が広がり家庭に持ち込むケースも心配されています。


中村知事: 「松山市の私立学校で、この1事例で昨日13人が確認されています」 クラスターが確認されたのは新田青雲中等教育学校で、これまでに生徒15人が感染しました。


愛媛県内では4校が休校の措置をとっていて、心配されていた学校現場での感染拡大が深刻になっています。

また、西予市の福祉施設でも利用者など7人のクラスターが確認されました。


中村知事: 「県としては13日以降、愛媛県の独自の警戒レベルは最大の『感染対策期』を維持することとします。

期間は当面2週間、9月26日までを設定します」 中村知事は感染が再拡大する恐れがあると強調、「まん延防止措置」が解除された13日以降も、松山市内の酒を提供する飲食店への時短営業要請を、さらに2週間延長する方針を示しました。

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