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新型コロナ 新たに19人の感染確認 西条・小松高などデルタ株疑いの2クラスターも【愛媛】


愛媛県内で29日、新たに19人の新型コロナウイルス感染者と、デルタ株が疑われる2つのクラスターが確認されました。


感染者は5日連続の10人超えです。


警戒レベルが29日から特別警戒期間に引き上げられています。


中村知事: 「いずれもデルタ株の疑いがある事例でございまして、これでクラスターの確認は今週3件目となります」


愛媛県によりますと、新たな感染者は19人で既存の4つの事例で13人、新しい6つの事例で6人。

4市で判明して、松山市が8人、西条市が7人を占めています。

さらにデルタ株が疑われる2つのクラスターを新たに確認。


西条市の小松高校では、同じ部活の部員6人の感染が判明し、累計の感染者が9人に。

家族ら関係者を対象に数十人規模の検査を急いでいます。


また、愛媛信用金庫今治支店では職員1人の感染が判明して、累計は5人になりました。

すでに、従業員全員の検査を終え感染が外に拡がる状況ではないと判断しています。


25日から松山市の音楽イベントの事例を含めデルタ株の疑いのクラスターが3件発生したことになり、県内は第5波が迫りつつある状況。

警戒レベルが29日から「特別警戒期間」に引き上げられました。


中村知事: 「今の段階は(デルタ株の)拡大前の段階にあると思いますが、一気に来る可能性がある前提で、緊張感をもって対処しなければならない」


中村知事は感染が拡大する地域との往来の自粛などを呼びかけています。

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