大谷翔平、あるぞ夢の160メートル弾 空気が薄い高地で「特別ボール」使用【いよいよオールスター本塁打競争・ルールおさらい】
エンゼルスの大谷翔平(27)は「2番・指名打者」でスタメン出場し、4打数2安打、1四球。オールスター前のシーズン前半戦をメジャートップ独走の33本塁打で終了した。
12日(日本時間13日)はホームランダービーに、13日は投手と打者でオールスターに、ともに初選出されている。
開催地はコロラド州デンバー。
ホームランダービーのルールをおさらい。
【出場人数】8選手がトーナメント方式で1回戦、準決勝、決勝を争い、大谷は第1シードとして1回戦でナショナルズのフアン・ソト外野手(22)=第8シード=と対戦する。
【制限時間】1回戦と準決勝は制限時間3分30秒、決勝は同2分30秒のアーチ数で勝敗を決する(各ラウンドで45秒間と30秒間の休憩が1回ずつ)。
球数は無制限。
本数が同じ場合、1分間の延長で競う。
【飛距離ボーナス】飛距離475フィート(145メートル)以上を1本でも放てば、制限時間が30秒追加される。
【最長飛距離】非公式ながら、ダービー史上最長の推定飛距離は2002年カブスのサミー・ソーサの524フィート(160メートル)。
大谷は18年、同球場の打撃練習で右中間3階席に推定飛距離150~155メートル弾を放っており、今回は前人未到の160メートル超えが期待されている。
【マイルハイ】開催地デンバーのクアーズフィールドは標高1600メートルの高地にあり、「マイルハイ」の異名を持つ。
空気が薄く乾燥しているため飛距離が延びることで知られる。
同球場では飛距離を抑えるために試合球は「保湿室」に保管されるが、今回は使用しないと発表され、さらなる飛距離アップが予想される。
また、複数のメジャーOBは「ダービーは公式球より飛ぶ特別なボールが使われる」と公言している。
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