介護報酬を不正請求 松山市の事業所【愛媛】
高齢者への介護サービスを行う愛媛県松山市の事業所がスタッフに関する虚偽申告を行い、約5200万円の介護報酬を不正請求していたことがわかりました。
松山市によりますと、不正請求を行っていたのは市内保免西にある「小規模多機能型居宅介護ともの樹」で、高齢者を対象とした訪問介護や事業所でのショートステイなどのサービスを提供しています。
こうした事業を行うには松山市からの指定を受ける必要がありますが、去年10月、市が指定の更新のために行った書類の確認の際、他の事業所で働く職員の名前が記載されるなどの不審な申告があったということです。
その後の調査で、従業員に関する様々な虚偽申告が見つかり、6年間にわたって約5200万円の介護報酬が不正に請求されていたことがわかったということです。
市では、この事業所の指定を取り消した上で、法律上請求できる2年分の金額に加算金を加えた約2100万円の返還を求めています。
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